2021.11.17 ZEBRAS

女性起業家が直面したジェンダーレンズ投資の課題。真のインパクトを与えるには何が必要か?


女性起業家が直面したジェンダーレンズ投資の課題。真のインパクトを与えるには何が必要か?のイメージ

(本記事はZ&CとMASHING UPの共同連載からの一部転載記事です。詳細はMASHING UP 連載”ゼブラとジェンダーレンズ“よりご覧いただけます。)

突然だが、心臓病、脳卒中、感染症、肺疾患についで、世界の女性の死因第5位に入る要因が何か想像できるだろうか。それはなんと、月経衛生品の不足(安全な生理用品や水など)なのだそうだ。

一方、一般的な生理用品は90%がプラスチックからできており、海へ捨てられるプラスチックごみランキングで、こちらも5位に入っている。女性の健康を守るためには衛生的な生理用品をより広く供給することが大切だが、それは海洋プラスチックごみを増やすことに繋がりかねない——。

この矛盾をビジネスチャンスとし、インドでサステナブルな生理用品を製造、供給しているSaathiという会社がある。今回は、Saathiの創業者クリスティン・カゲツ(Kristin Kagetsu)の視点を通して、投資される側から見たジェンダーレンズ投資を理解してみたい

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連載概要

Z&Cは、社会課題解決と持続的な経営を両立する「ゼブラ経営」の社会実装を目指し、今年6月に本格営業を開始しました。「優しく健やかで楽しい社会を作る」ことをビジョンとし、ゼブラ経営が社会に普及していくことで、社会課題解決の加速、長期的かつインクルーシブな経営の普及、挑戦機会の拡大を促したいと考えています。

今回、同じくインクルーシブな未来を描き、女性の視点から社会問題をピックアップするメディア、カンファレンスを運営する「MASHING UP」とコラボレートし、弊社のフォーカスカテゴリの一つである「ジェンダーレンズ」をテーマとした連載をスタートしました。

連載初回では、創業経緯や目指すビジョンについてZ&C創業者3人のインタビュー記事がアップされています。

第二回の連載から、ZEBRAS & CO. 社会人インターンの小口絢子さんが、米国西海岸を中心として起業家、投資家の現在をレポートしております。

PROFILE

ゼブラ編集部

「ゼブラ経営の体系化」を目指し、国内外、様々なセクターに関する情報を、一緒に考えやすい形に編集し、発信します。